畦道日記

大海臨まず畦の蛙 草場の陰で薄ら光る

基本に帰す

昨年の夏ごろになりますが、稲垣えみ子さんの、『もうレシピ本はいらない』から、土井善晴さんの著書へとたどり着きました。


出汁を引かない一人分の味噌汁に、将来は独居老女のこの身に光が指したのを覚えています・・・。



そして今思う事は、基本を知らずして結論に飛びつくのはどうかと。


だから時間がある限り出汁を引く事から台所仕事を始めています。


仕事ありますから、一週間分の冷蔵保存が重宝します。


             以下写真は暮らしの手帖より抜粋⇩

         

    出汁を取るじゃなくて、引くと・・・    うちでは専らいり子出汁です


               

    お弁当の丼物や、それこそ一人分の味噌汁に・・・・作っておくと何かと便利


出汁ガラの昆布は、その都度冷凍保存しておきます。
ある程度の量になったら、佃煮などにします。
いり子を巻いて昆布締めの煮つけもイケますぞ~


家庭科では教えてくれんかったな~・・・。


                    

     

     日本人特有の繊細で豊かな味覚と書いてあります。ここに美しい日本を見つけたよッ!


食材に制限のある精進料理が、澄んだ出汁を引く始まりと聞いたことがあります。


実に手の込んだ無添加の加工品が、本来の出汁の正体なのですね。

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