畦道日記

大海臨まず畦の蛙 草場の陰で薄ら光る

ウーロン茶味のゆで卵の思い出

学生時代に、異文化交流のコミュニティに参加していて、大学近くの公民館で中国の留学生達が郷土料理を振る舞ってくれたことがあります。


色とりどりの中華料理があったのですが、私が一番感動したのはウーロン茶のゆで卵。
卵がウーロン茶色でした。
でっかい鍋に真っ黒な液が入っていて、その中に殻付きのゆで卵が沢山浮いていた気がします。
卵をウーロン茶で湯がいたのか、ゆで卵をウーロン茶に浸したのか、分かりません。
ただ、殻付きなのに卵がウーロン茶の色なのが不思議でした。
そして、ウーロン茶だけじゃなくて、色んな香辛料とか入っている感じの複雑な味。
こりゃ、すごいなと思った事だけは覚えています。
その後、スリランカ人の留学生に博多駅から天神までの一番簡単な交通手段を聞かれたのも覚えています。
その時の状況が断片的にリアルに思い出されます。
あやふやな記憶しかないけど、こういう時、自分を俯瞰して見る事が出来るのは過ぎ去った日々を思い返す時だけかなと思うのです。
今この瞬間に俯瞰して自分を観察できる人間になりたいと、常々思ってはいますが。これがなかなか難しい。


今日のお弁当

ぬか漬けの大根が美味しくなかったので、クラゲとワカメで酢漬けしてみた。卵焼きは母作。今日は早番見習いで、4時起き5時出勤。頑張れ74才。

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