畦道日記

大海臨まず畦の蛙 草場の陰で薄ら光る

正直に言おう、私は

職業差別の意識があるようだ


職場でのハナシ


先輩の息子さん26歳は、仕事を辞めて関東から戻って


ゴルフ場内の芝刈りをしていると


時間が余れば、筍掘りしたり、そんな風な感じが一番自分に合っていると


その割に、ゴルフ場の上司のやり方に不満がある、給料が労働に見合わない等、不満があるらしい


これが私の耳には、負け犬の遠吠えに聞こえたのだ


私も同じ負け犬なので、余計に苛立たしく聞こえるのだ


悔しかったら、人の上に立て…いつか見たドラマにそんなセリフが


上から見下ろすのが人の常なのか


見上げる人にも、見下ろす人が必要なのだろうか


今は、無言の身分制度がある


豊臣秀吉は人の心理を上手に使った賢い人だったのかもしれない



天上天下唯我独尊も、私なりに解釈すると、お釈迦様のそれとはもうかけ離れてしまう


人間に生まれたからには目的を果たし生きろ(人生一路みたい)


人間は動物ではないのだから…という前提が理解できるが納得できないでいる



人間として生まれたら、悲しいかな自分の上にも下にも人がいる


人間は動物と違い生まれた時から死ぬまで、それはもう愚かな生き物なのだ、と


南無阿弥陀仏で、救われる


他力本願で、紅顔の間は罪を犯し続ける


白骨の身となれば、全てが無しとなり救われる


私はそう読んでいる


生きている事は悲しい事だと、私はそう読んでいる



そして、たまに出てくる戦争屋は愚の骨頂なのだ


開き直っても、恥じても、どうしたって、それが宇宙の真理だと思う今日この頃です


                誰でしょう?の答え 

     

      現代日本文學体系69より  林 芙美子


ベレーがステキ
会ったことはないけれど、正直な人なんだと思う

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