『若くはない山川の悩み』番外編ってわけ ~作者と山川の対談~
山川は悩んだ。
58歳にして悩んだ。
オヤジが悩んでいるんだぜ、クセーゼ全く。もうすぐ60だと言うのに何を悩んでいるんだ。
若い奴らが悩むんなら分かるぜ。
でも58歳のおっさんが悩んでいる
人生にだ!!
今更と言うか、今頃と言うか。
しかし山川は今まさに悩みにふしている
山川を悩ませているものは何なのか。その根源は何か。
食糧問題か?金銭関係か?まさか女性問題ではあるまいな。
そりゃないぜ、山川のストーリーに女性問題を取り入れるつもりはないからな。
何故なら作者も山川同様恋愛問題に行き詰るようなそして出くわす様な体質ではない。
愛と聞けば、男女なのか?
いや、山川ならイマジンだ。
ジョンを連想する設定なるはずだ。
まぁ世界を愛する事と、恋愛問題と区別しない方が良いだろう、子供たち…。
同じことなのさ、愛は与え続ける事だと美輪さんも言っているだろう。
楽屋で、温泉饅頭食いながら言っているのを聞いたんだ。
友だちなのさ、昔っからの。
山川の悩みだ。
何なんだ、一体。
このもやもやは。
ノイローゼなのか?山川は。
山川に聞いてみよう、そうしよう、そうしよう
「山川さん、何を悩んでいらっしゃるの?」
「何かその~虚しいつうか、弟みたいになっちまって」
「何が虚しいのでいらっしゃるの?」
「う~ん、う~ん、わかんない。山川困っちゃう。何で何でとか何が何がとか、追い詰められてるみたいで、吐き気がしてきたよ。ウ~ウェー」
「うわ、きったね~。ごめんごめん、もう聞かないから、でも何で…あっごめん、どうしてそうなっちゃうのかな?たまにそうですよね、アナタ」
「たぶん一人だから。理解者もいねぇ、まともに会話出来るやつがいねぇんだ。
昔はいたんだ、ナベ男ってやつがな。そいつは突然旅に出た。
俺に一言の挨拶もなしにだ。俺はナベ男と年に2,3回会っていたんだが、今じゃ、どこで何してんだか。別に気にもしてねぇけど。
たぶん充電できねぇでいるんだ。ナベ男は人間充電器ってところだな。ケータイも充電しねぇと、ただのパカパカだろ?俺は今さに充電切れ人間版パカパカだ。食って寝てうろついて、うんこして、食ってまた寝るだけ。ロボットみたいだ。しかも使い道のねぇ」
「あーた、あーたも田舎者のバカの設定でしょうが、勝手に人格変更されたらこまるんだよこの先が…。ナベ男はあーたに充電するのが面倒になったのさ。あーたはちゃんと見つけたでしょうが、次のナベ男を。キョーピローだっけ?キョーピローに充電してもらえば?」
「でもさ、でもだ、全然俺はダメなんだ。ダメダメ人間でさ、58にもなって気づいたの。気が付かなくていい事を気づかされちゃってさ、キョーピローはズルいよ。言う事言っといては、サヨウナラ後は君次第だよって、お星さま。うぇ~ん」山川男泣き
「あーたね、ちょっとそりゃ考えすぎだよ。どんだけ孤独に生きて来たの?キョーピーそこまで考えて言ってないと思うけどな。バーと出てきて、バーと消えて。」
「ちがう、ちがう。消えてた時もスゲェ事していたの!テレビだけが全世界じゃないの。このテレビっ子が!現代の問題児が!このプアワーカーが!」
「そうですか、スイマセンです。そういうと思っていろいろ調べたの。やっぱキョーピーも孤独だったらしいよ。いろいろと世間から言われて。でもあーたと違うのは、すごく強かったことだろうね。」
「そうなんだ。俺はダメだ。ダメなやつなんだ。注1」
「また~。それがダメなんだって。ほら、自転車に乗りなよ。キョーピーも言ってるじゃないか。『僕の自転車の後ろに乗りなよ』って。『大人だろ勇気を出せよ』とまで、きっぱり言ってるよ。二回も言わせんなよ、この山川が。」
「そうだな、なんかどうでも良くなった。ただの更年期障害か。」
「あーた、女性ホルモンないでしょう?まぁ設定上女性じゃないとは一言も言ってないけどさ。」
「俺頑張るよ。月曜から金曜まで働いて、土日休んで、また月曜から金曜まで働いて土日休む人生が、ずっと続いていこうと、意味が分かんなくても、きっと自殺なんてしないよ。だってまだやりかけたことがあるからさ。誰も知らないこのストーリーをいつかみんなが本屋で立ち読みして何人かは万引きして、ブックオフで金と交換してその金でそいつら、ハンバーガーでも食べるのさ。きっとそんな日が来る。」
「うん、君無職って設定だからね…。」
注1の唄…
忌野清志郎 - 人間のクズ
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