畦道日記

大海臨まず畦の蛙 草場の陰で薄ら光る

トラキチの一生

今日は、小屋の白猫が桜ネコになって丁度一年という節目です。


今日に至るまで、私の心の中では様々な葛藤がありました。


そのせいで、猫を翻弄させる事も度々あったでしょう。


しかしながら、近所の皆々様に可愛がられて、こうして今がある事に小屋猫もきっと喜んでいるはずです。



さて、流血騒ぎのトラキチですが、その後も元気におしょんべんを引っ掛けに来ています。


その時の様子はこちら↓



あの時の血は、動物を食べた時の返り血だったのかも知れません。


と言うのも、隣家の畑の隅には食用に育てるウリボーの檻があり、定期的にそれを解体しているのです。


その臓物を地域の野良猫や、山の烏が狙っています。


トラキチもおこぼれにあずかって、腹いっぱいになっていたのなら良いとですけど。


あれはあれで、誰からも愛されず、憎まれて追いかけられて可哀そうなネコなんです。
もう怒鳴ったり追いかけたりせんから、好きなだけおしょんべん引っ掛けな


今回、散歩から帰ってきた私は、トラキチの撮影に成功したのでした。
             これですッ👇

お~い!トラキチ、どこ行くんだい?

                          やはり前足に傷があるかな?



な、なんと、この数時間後、小屋の白猫とトラキチが並んで私の家の庭にいるではないですか!


ど、どういう事?


隣の叔母が教えてくれんですよ、トラキチと一緒に仲良くすわっちょるよーって(笑)
早く、来て~、見て~ッと(笑)


あたしゃ、箸を放り投げて狭い家を走ったとです。


今後、トラキチに少しでも良いことがありますようように。


      ここで一句…。


             天空に 星が瞬くその頃に 金目銀目がピカリと光る
                                ミック、心の俳句♬



無法松の一生(度胸千両入り) 村田英雄 UPB‐0078

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